第3ポイント 兜橋
 続いてのポイントは、東端の宮城県との県境付近にある『兜橋(かぶとばし)』です。

 梁川橋ほどメジャーではありませんが、とっても大事な橋です。

 ちなみに、梁川橋と兜橋を使って、五十沢地区と富野地区の川沿いを一周すると、車で30分くらいかかります。これでだいたいの縮尺が出てきたかな。

 で、そこに向かう途中の写真がこちら。ここから、2車線だった国道のセンターラインが消えます。そして、道路の幅が極端に狭くなります。ダンプカー1台分くらいの幅になるので、ワゴン車がすれ違うときには、どちらかが止まらないといけません。拡張工事が行われるような予定もありません。でも、不思議と交通事故はありません。謎です。 ここから、道路の幅が極端に狭くなります。
 さぁ、見えてきました兜橋です。向こうに見える山並みは、もう宮城県。橋を渡れば、富野地区。阿武隈急行も向こう側を走っています。

 その昔、東北本線が建設される際、当初は阿武隈急行のルートに線路を敷く予定でした。しかし、この近辺は養蚕農家が多く、蒸気機関車の煙が桑畑に悪影響を及ぼすということで、現在のルートになったのです。それから数十年、阿武隈急行が開通したワケです。

兜橋が見えてきました。
 では渡ってみましょう。錦帯橋には及ばないものの、相当な膨らみ具合でございます。先が見えないもの。では、カメラを横に向けてみましょう。 ま、丸すぎー
 高いです。私が子供の頃は、家の猫や犬が子供を生むと、ここから投げていました。それが原因ではないにしても、この辺には幽霊騒ぎがチラホラと。 兜橋からの風景。
 兜橋を渡って左側に行くと、すぐ阿武隈急行の兜駅があります。もう宮城県です。無人駅です。デスブラックとミスターがそろってバカにします。なんだよー、一日の乗降客数30人未満をバカにすんじゃねーよ。