横浜から電車に乗り続けること10時間、嵯峨嵐山に到着しました。バス停の目の前がこの景色ですからね。もう気分は『土曜ワイド劇場』。

 まずは、トロッコ列車に乗ろうということで、『トロッコ嵯峨駅』へ徒歩で移動。その間、空からはパラパラと小雨が。でも、すぐに止んだので、そのまま旅続行です。

 歩くこと15分で、トロッコ嵯峨駅に到着。ツタをまとった駅舎がミステリアスさ満開。で、2枚目が駅舎内の様子。天井は高く、シャンデリアまであって、トロッコとは少し縁遠いカンジ。
 まずはトロッコに乗るため、乗車切符を購入。そして、保津峡川下りをするミスターは、その申し込みも一緒に済ませ、あとはトロッコの発車を待つだけ。そのあいだ、駅舎内の喫茶店で時間を潰すことにしました。

 すると、場内アナウンスで、『次のトロッコ列車は満席になりました』のアナウンスが流れ、あたりにざわめきが起きました。我々は、いいタイミングで席が取れていたようです。しかも、『リッチ号』ですよ。どんだけリッチな車両なんでしょうねぇ。

 いよいよトロッコ列車登場。その鼻先で写真を一枚。他にも家族連れ、鉄ちゃんがバシバシ撮っておりました。そして、リッチ号の座席に座るわけです。
 こちらがリッチ号でございます。リッチと言うよりは、自然の恵み受け放題のような車両です。

ちなみに、リッチ号には、≪乗車心得≫というものがあります。

 これは心得というか、トロッコ車両の仕様のような気がするのですが。


 
 
それでは、夏の保津峡をご覧下さい。

 列車に乗るやいなや、車掌さんとは言いがたいオッサンが、歌いながら登場。『孫/大泉逸郎(←山形出身)』を歌い出した。なぜに京都で山形……。謎めかしながら、列車は出発。くねくねと曲がる線路、鍾乳洞のようなトンネル、ともやは感動しっぱなし。そして、何よりも感動したのが、『電車でGO!と同じコースだ』ということ。ゲームとは逆方向ですが、戻るときにはゲームと同じ景色を見ることが出来るわけですね。