一応幹事であるにも関わらず、一番奥の席へ押し込まれる、ともや。そして、盛り上がり始める、他の連中。あぁ、やっぱり一人で地方から来るとこういうことになるんだなぁ。みつを。

　「こうなったら、この飲み会をメチャクチャにしてやろう」と企んだともやは、とにかくビールを飲む飲む。今までの自己最高を軽く更新し、それでも飲み続ける。元々酒には強くない体質なので、１杯目から酔う。飲み続けてもそのテンションのままなので、他の連中はなかなか気づかない。
　しばらくしてトイレに行こうと立ち上がった瞬間、ともやは体の異変に気づいた。垂直同期が取れない。自分でも気が付かないうちに、立つのがやっとの状態まで酔っていたのだ。
　この状況になって、まわりがやっと『ヤベェんじゃねぇか』という空気になってきた。しかし、ともやの酒は止まらない。壁によりかからないと座れない状況まで発展。でも、記憶が飛ばなかっただけマシかなぁ。レポート書けてるし（笑）。