011
2003年8月18日
午前6時 阿南市内某所
起床
 先に起きたのはともや。テレビを付けると、西村知美が走っていた。そんなのはどうでもいい。チャンネルを変えて、NHKの台風情報をチェックする。すると、強風域が今日行くであろうエリアをすっぽり覆っていた。波の高さは、7〜15メートル……果たして今日のうちに、四国さんは我々を帰してくれるのだろうか。

 やがてミスターが起床。ふだんの生活だとミスターが遅寝早起なんですが、旅の間はともやが遅寝早起です。そんなことなら、ミスターの寝顔を撮っておくんだった…と後悔するともやだった。


阿南の

バカヤロー!!


 
 
 その後、逃げるようにホテルを脱出した我々は、阿南駅へと戻った。明るい時間に見る阿南駅は、ものすごくショボくて、どうしてこんな所へ来てしまったのだろう……と考えてしまうわけで。

 で、阿南での選択肢は地図上の6つ。ミスターが熱望する琴平が、しぶとく残っています。何が彼を琴平へと駆り立てるのか。その答えは、今も謎に包まれたままである。

 で、サイコロを投げるのはミスター。恐ろしい話ですが、6が出るとゲームオーバーの可能性が強くなります。それだけはカンベンして下さい。

 台風の風が吹き荒れる中、ミスターが投げたサイコロは……!