7時18分、チェックアウトした我々は、駅のコンビニNewDaysで補給物資を買うことにした。そりゃそうだ、次の秋田行きのバスは5時間くらいかかるんだから。高速じゃなくて、下を走るんだ。
地図によると、バス乗り場は写真の場所で間違いないのだが、雪が厚く積もっていて、本当にここにバスが来るのか…という状態。この7時半のバスを逃すと、次は9時間後となり、さらに1日予定が延びることになる。
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こちらが7時31分、出発直後のバスの中の様子です。えーと、恐ろしいことに、客がウチら2人だけです。運転手が交代要員含めて2人。もし、このバスが交通事故にあったら、『乗員乗客4名にケガはありませんでした』とか言われるんですよ。そしたら、このニュースを聞いた人は、『客おらんのかいな!』とか言うでしょう。あぁ運転手さん事故らないでくださいホントに。
しかも、交代要員の運転手さんが、運転中の人と方言丸出しで世間話。な、なんなんだ、この雰囲気は……。バスの運賃入れの穴をふさぐように帽子を乗せて、すっかりくつろぎモード。更には、隣の車線を走る路線バスに向かって手を振る始末。我々は、もしかするとスゴいバスに乗ってしまったのかも知れない。 |
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出発から約1時間が経過。この通り、道路は圧雪状態で、ノロノロ運転が続いている。そしてこの時、我々は信じられない光景を目の当たりにした。
DQN2人組が車道を自転車で走っていた! この道路は、片側2車線で、真ん中に木が植わっているのですが、その追い越し車線の方を、見た目中高生のアホ2人が自転車で走っていたのです。
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午前8時50分、出発から約1時間半が経過。本当であれば、弘前市に着いているはずの時間。しかし、バスはいまだ藤崎町を走っていた。要するに、予定を大幅に押している、というわけだ。
すると、さっきまで隣のバスに愛嬌を振りまいていた交代要員の乗務員さんが、我々の所にやってきた。彼の話によると、『通常であれば弘前に着いている頃なのですが、道が混んでいるため遅れております。弘前で臨時のトイレ休憩を取りますが、秋田までどのくらいかかるかは分かりませんよ』と言うことだった。ちなみに、彼はこの内容の説明をキレイな青森弁で話してくれました。ようするに、ともやには異国語にしか聞こえませんでした。これを聞き取ったミスター、えらい。ミスターの方が東北人じゃないのかと。 |
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午前9時、バスはようやく弘前市に入った。
弘前は、我々が青森県で行こうとしていた場所第2候補。青森市と弘前市のどちらに行こうか悩んだ結果として、青森市を選んだのであります。果たして、弘前とはどのくらい大都市なのか… |
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10分後、バスはお客さん2人を新たに乗せ、6人体勢で出発。高速を乗ったり降りたりで碇ヶ関IC前を通過。ここからは国道7号線を西へと進みます。
10時50分、道の駅鷹巣(たかのす)で休憩タイム(35分押し)。なぜかおみくじがあったので、ともやが引いてみた。 小吉
この後は、いたってスムーズに進み、12時半過ぎに終点・秋田駅東口に到着したのでありました。結果28分押し。思ったほどじゃなかったね。さすが、雪で50キロ規制の高速道路を90キロで飛ばした甲斐がありました(ぉ。 |