※大須の巫女茶屋は閉店しました。行っても、何もないと思います。

 さぁ、巫女好きのミスターにはたまらない巫女コンボです。今度は巫女茶屋ですよ。さっきは遠くから見守ることしかできなかった巫女さんが、あなたにお茶菓子を差し出してくれるんですよ。どうですか、ミスター。

 な、何をいきなりゲームショップに行こうとか言い出すんですかアナタ。敵前逃亡ですか……あ、マウンテンで食った分がまだ消化しきれていない……まぁ、まだ午前中だしね。その辺を散策しましょうか。

 あっ、仁王門通り……ココ知ってるよ。去年のサイコロの旅でも来たもん。たしか……ホラあった、チャイナ服売ってる店。4500円ですよ。ミスター買いましょうよ。ボクちょうど持ち合わせ無いんですよ。ミスター貸してくれれば買いますよ。買いましょうよ。無視ですか。

 正午をまわったところで、ようやくミスターも巫女さんに会う踏ん切りがついたようです。が、巫女茶屋へ入ろうとした我々を邪魔するもの達が現れた。

コンパニオン

 なんだか、あたらしい携帯端末のイベントだかなんだかで、是非御体験くださいとか言って、昔あった電子ブックみたいなのを渡してきて、ホラこの端末ネットにつながってるんですよスゴイでしょうチョットやってみてくださいよホラ動画も見られちゃうんですよ付属のペンでカンタンに操作できるんですよどうですかアンケートに答えて下さいプレゼントあげちゃいますウンヌンカンヌン…………。

 ともやら3人は、断りきれずにその未来マシーンを渡された。これはこれはご大層にwindowsなんか積んでieなんか動いていらっしゃる。でもタッチペンが右利き用の調整がされていて、左利きのボクには減点。やっぱ要らない。で、ソコでふいにコンパニオンさんに目が行っちゃったり。そしたら、この季節にやたらと寒い格好。ヘソ出しミニスカ……ガンバってくださいとしか言えませんでした。

さてと、巫女茶屋行きますか、ミスター。

ミスター?

 ミスター、何どっぷりと携帯端末にハマっちゃってんですか。しかも、これまたお姉さんと楽しそうに端末をちちくりあってんじゃないですか。こっちは向こうの端末のバッテリー切れにかこつけて逃げてきたんですから。解説のさらむさん、ここはどうしましょう。待機ですか。そうですか。
 
 

で、ミスターを待つともやさらむは、巫女さんを見て愕然としていた。

金髪+ピアス+ネックレス+黒インナー。

お、おい、コレ問題じゃないのか!?

こういう巫女さんはアリなのか…?

どうせなら胸に十字架のロザリオでも付けてくれればねぇ(笑)。

ミスターが帰ってきたので、お店の中に入りましょうか。


 こちらが、大須の巫女茶屋さんでございます。神社チックな入り口がステキでしょ。ちなみに、この真向かいは寺です(笑)。

 で、中は写真の感じ。あ〜ぁ、さらむ写っちゃった。もういいだろ、ファンなんか最初っからいねぇし。

 とりあえず巫女さんが見やすそうなテーブルを陣取った我々は、メニューに散々悩む。胃袋の状況と、予算の状況と、自分の状況。そんなんだから、巫女さんに平気で『注文、ちょっと待って下さい』とか言える。ていうか、いっぱいいっぱいだから。

 お客さんは老若男女、まんべんなくいましたねぇ。おじいちゃんなんか安心しきっちゃって巫女さんにお茶こぼしてるから(汗)。こらそこ、『ナイス老人!』とか言わない。で、ボクが注文したのは、グリーンティ。冷たい抹茶…かなぁ。

苦ッ

隊長……コレは大変に苦い飲み物でございますっ。コレこそ日本のWABISABIなのですね。がんばって飲みきります!

だから苦いっちゅうねん。

ボクのメモ帳に、いつのまにか書かれていたミスターの落書き。